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情報通信用基板 アナログ回路・基板 設計製作.comの


課題解決事例

インピーダンスの最適化で反射ノイズの抑制

基盤の種類【用途】 RF基板
基板種類
【搭載機器・設備】
通信機器
アナログ回路の種類 広帯域増幅
課題内容 ノイズ対策
サービス提供範囲 基板設計・プリント基板製造

お客様の課題

お客様の課題

4層のRF基板の設計依頼を頂戴しました。RF通信回路のアンテナ部分は反射ノイズが発生しやすく、ノイズ対策が必須の箇所となります。
当事例のお客様は、従来依頼している基板設計メーカーだとインピーダンスコントロールが最適化できず、ノイズが発生してしまうというお悩みをお持ちで、アナログ回路・基板のノイズ対策に強みをもつ当社にお声かけ頂きました。

アナログ回路・基板 設計製作.comの対応・提案

アナログ回路・基板 設計製作.comの対応・提案

インピーダンスを最適化するための変数として①パターン幅 ②周辺のグランドパターン ③直下層のグランドパターンがあります。通常、4層基板を製造する場合、直下層のグランドパターンが決定しており、パターン幅と周辺のグランドパターンを変更することでインピーダンスコントロールを行います。しかし、アンテナ等の信号入力部分では上記①と②の変数を変更することでは、反射ノイズの発生を回避できない場合があります。
当事例も同様で、パットとパターン幅が異なることによりインピーダンスアンマッチによる反射が起き、ノイズが発生していました。そこで、パターン幅を固定し上記②と③の変数を変更することで、インピーダンスコントロールを行う仕様で提案しました。部品パッドと同一幅で配線パターンを引き出し、そのパターンをインピーダンスマッチングするようにパターンギャップと層構成を規定することで、反射ノイズの発生を防ぐことが可能になりました。

効果・当社のサービス

当提案により、反射ノイズを抑え、機器搭載時の安定稼働を実現しました。
通常、直下層のグランドパターンを変更することは、基板製造時の量産効率低下につながるため、基板製造メーカー様は避ける傾向にあります。そのため、品質面で信頼のおける基板製造メーカー様の協力が不可欠となります。

アナログ回路・基板 設計製作.comは、長年協業してきた基板製造メーカー様と密に関係を持ち、お客様に高品質な基板を提供させて頂きます。製造コストの低下が品質の低下につながっては無意味です。当社は、高品質基板の提供が可能な基板製造メーカー、基板実装メーカー様と協業し、皆様の品質面ご要望をかなえることをお約束します。お気軽にご相談ください。

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培ってきた回路・基板設計ノウハウを駆使し、皆様に高品質な基板をご提供します。
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